紅小玉スイカの立体栽培(2018年)

スイカ

私の住んでいる地域は昔からスイカ栽培が盛んで、今は紅小玉スイカの「ひとりじめ7」という品種が多く作られています。

最盛期に比べると栽培農家もずいぶん少なくなりましたが、今でも特産品として栽培が続けられています。

兼業農家の私の家では、もう30年以上スイカ作りは行っていません。
今年も作るつもりはありませんでしたが、マルチを張った畑に開き場所ができたのでスイカでも作ろうかと言うことになりました。

通常スイカの畝は3m幅ですが、マルチを張った畝幅は1mしかありません。
スイカのツルを這わせるには狭すぎます。そこで上向けにツルを伸ばす立体栽培を試してみようと思い、今回始めてみることにしました。

スイカ栽培の経験があると言っても30年以上前の話しですし、立体栽培は初めてなので不安もありますが楽しんで作ってみようと思います。

 

1.定 植(2018年4月29日)

PH測定器
  • あらかじめ施肥耕運しマルチを張っていた場所の土壌PHは、6.4でした。
    スイカを植えるには問題ない数値です。
  • 土が少し乾いていたので植穴に潅水しておきました。
    これで定植時に根が傷むことも無いと思われます。
スイカ定植
  • マルチを張っていた場所に、80㎝間隔で3本定植しました。
  • 品種は「ひとりじめ7」の接ぎ木苗です。
    接ぎ木苗で無いと収穫前に枯れることが多いです。
  • 定植後はたっぷりと水をやっています。
    (定植後の潅水が少ないと活着が悪くなります)
風よけ
5月は風が良く吹きますので、定植後の植え痛み防止のための防風対策を行いました。
今回は米袋を使用しましたが肥料袋を使う人も多いです。
この方法は、風よけの他に日よけとしての効果もあります。
定植後の活着に悪影響を及ぼす「風」、「直射日光」、「乾燥」を軽減してくれるのでスムーズに活着してくれます。

 

2、側枝の発生を促すための摘心(5月12日)

紅小玉摘心
定植から2週間が経ち少し大きくなってきました。
側枝を伸ばし4本仕立てにしようと考えているので、先端を摘心して側枝の発生と成長を促すことにしました。
地這い栽培の時も側枝(子ヅル)の4本仕立てにしていたと思います。
立体栽培は初めてですが、横向きの地這い栽培を基本にして管理して行こうと思っています。

 

3.ネットを張ったよ。早く大きくなあれ(5月20日)

スイカのネット
田植えの準備の合間に、スイカのツルが伸びても大丈夫なようにネットを張りました。
スイカのツルをネットに絡めるつもりなので、キュウリネット(24㎝目)より目の細かいエンドウ用のネット(15㎝目)にしています。
スイカはキュウリのように自身で絡みつくツルが無いので、人の手で絡めてやらないとダメなのかなと思っています。
まだまだ絡めるほどツルが長くないので、今は放任状態です。

 

4.少し立体栽培らしくなったかな?(6月3日)

紅小玉スイカをネットに這わせました。
やっと勢いが付いてきたのか段々大きくなってきました。
少し前までマルチの上を這っていたツルをネットに巻きつけて見ました。これで立体栽培らしく見えるでしょうか?
まだ実を付けるには早いですが、これから成長が早くなると思いますので、観察は怠らないようにしないといけません。
今更ですが立体栽培は台風などの強風にめっぽう弱いと感じました。

 

5.ツルも長くなってきました。(6月10日)

ツルの成長が早いです。
ツルの成長がとても早いです。
子ズルは4本にしたつもりですが、孫ズルも発生してきているので区別がつかなくなってきました。
スイカのツルは摘心せずに伸ばし放題にしようと思います。

ツルが伸び花が咲いてくると交配の作業になりますが、雨が降るとできないので梅雨の晴れ間を逃さず行うことになります。

 

6.雌花が咲き始めました。(6月17日)

かわいいスイカの雌花です。
雌花がチラホラ咲きだしました。
この段階からスイカと分かる縦縞模様が付いています。
スイカは自然交配しにくいので人工受粉します。
天気の良い昼に雄花を切り取り、めしべに花粉を付けてやります。
天気の良い昼にしか花粉が付かないので、時期を逃さないように行います。
着果したスイカ
先日、試しに交配していた雌花が着果したようです。
雄花の花粉が殆ど付いて無く、着果するとは思っていなかったので驚いています。
せっかく着果したのだから順調に大きくなって欲しいです。
交配から約35日で収穫できるので、7月17日頃に収穫となるのですが上手くいくでしょうか?



7.野菜ネットで果実を受け止めます。(6月19日)

野菜ネットで受け止めたので、大きくなっても大丈夫!
大きくなるとスイカ自体の重さでツルが切れるかも分からないので、野菜ネットで受け止めることにしました。

まだ果実の表面に産毛が残っているので少し早い気がしましたが、すぐに大きくなるので卵大の時点で行いました。
初めてのことなので要領が分かりませんが、手探りで進めていきます。

 

8.順調に大きくなっています(6月27日)

着果を確認してから10日目

6月17日に着果を確認してから10日目です。随分大きくなりました。
もう一人前のスイカに見えますね。
紅小玉スイカの収穫は交配してから35日前後らしいので、このまま順調に行けば7月20日頃には初収穫ができそうです。
次々と着果していきます。
この一週間は天気が良くなく交配もろくにできなかったので、着果も見られませんでしたが、ようやくチラホラと着果した果実が見られるようになりました。
一本の木に3~4個のスイカを着果させる予定ですが、ツルが入り組んでいるので判別するのは容易ではありません。一本の木に着果が集中しないよう見極めたいと思います。

 

9.もっと大きくなって欲しい。(7月1日)

手のひらほどに大きくなった紅小玉スイカ
着果を確認してから2週間で手のひらほどに大きくなってきました。
今日が収穫予定日までの中間地点になりますので、まだまだ大きくなってくれると思います。
大きくなあれ! 甘くなあれ! と願いながら収穫まで見守っていきたいと思います。

 

10.ネットが破けている(7月11日)

ネットの底の部分が破けていました。
紅小玉スイカが落花しないよう野菜ネットで受け止めていたのですが、底の部分が破けてきていました。
溶着している底の部分がスイカの重さに耐えられず破けてくるようです。

このままだと更に破けてくるので、溶着部分を丸めて紐でギュッとくくりました。

 

11.スイカが落花していました、(7月11日)

落花したスイカ(1,870g)

落花したスイカをカットしました。

野菜ネットの底が破けて落花していたスイカです。

後一週間で収穫できる予定だったのに、まさかネットの底が破けるとは思っていませんでした。
形も良く、重さも1,870gと十分な大きさだったのにとても残念です。

悔やんでもしかたないので、さっそく中身を拝見とばかりにカットしてみました。
中身は色付いていますが赤みが薄く、種もまだ白いので熟しきっていない状態たと分かります。
糖度も低いであろうと期待しないで測ったところ、なんと11度もありました。
熟した紅小玉の糖度が12度と言われているので、それに近い糖度ではありませんか。
今日はまだ食していませんが、冷蔵庫で冷やしてから未熟な紅小玉を食べてみたいと思います。

 

12.未熟スイカを食しました。(7月12日)
昨日発見した未熟な落花スイカを食べてみました。
しっかりとスイカの味はするのですが、やはり味が薄い感じがします。
甘みも物足りない感じでした。
後一週間、野菜ネットが破れるのが遅れていれば美味しいいスイカが食べられたのにと思うと少し悔しい思いがしました。
でも残りのスイカが8個あるので、そのスイカたちに期待したいと思います。

 

13.熟したスイカが収穫できました。(7月20日)

着果してから35日目の紅小玉スイカ
着果を確認してから35日目の紅小玉スイカです。
収穫予定日の8日前に落果していたスイカに比べると、重さも増えていて2㎏秤では測定できず30㎏秤で測りました。
2.6㎏は紅小玉スイカとしては立派な大きさと言えます。
問題は味なので冷蔵庫で冷やしてから食べることにします。
熟した紅小玉スイカ
きのう収穫したスイカが冷えたので早速食べて見たいと思います。
半分に割ってみると落下したスイカとは違う赤みと、皮の薄さが目をひきました。
糖度を測ってみると12度と、落果スイカより1度高いだけだったので少々期待外れです。
しかし、ネットで調べると一般的な紅小玉スイカの糖度も12度らしいのですぐに納得しました。
食べてみると落下スイカとは全然違う甘みで、シャリ感も十分感じることが出来ました。
一応、「紅小玉スイカの立体栽培」は成功と言えますね。

 

14.2回目の収穫です。(7月28日)

第二弾の収穫です。
二回目の収穫予定日になったので、まとめて4個収穫しました。
最近は交配しなくても次々と着果するので、小さいスイカは取り除いていました。
そのせいもあって4個のスイカはいずれも2㎏をオーバーする立派なものになりました。
そして、なんと今回収穫した一個を割ってみたところ糖度が13度もありました。
12度でも甘かったのですが、1度違うと甘さのレベルがグンと上がり非常に美味しく感じました。



スイートコーンの栽培記録(2018年)

トウモロコシ

家内がトウモロコシ好きだと言うこともあり5年ほど前から作っていますが、最初はどれが甘い品種か分からずに栽培していたので、あまり美味しくありませんでした。
朝早く収穫し、すぐに茹でれば甘みが落ちないと聞いたので試してみましたがあまり変化は無かったように思います。

そこで甘いと評判の「夢のコーン」を作ってみたところ、とても甘くて生でも食べられるほど柔らかいものでした。

しかし甘さに違和感があったのです。糖度は17~18もあるのに美味しいとは思えませんでした。甘さの感じが砂糖水のようで期待とは全く別物だったのです。

そのため、次の年にタキイ種苗の「おひさまコーン」を作ってみました。
茹でて食べてみると甘くて、トウモロコシの旨味も十分あり非常に満足したことを覚えています。

そして今年も「おひさまコーン」を作ります。
それ以外にタキイ種苗のお任せ特選シリーズ「とにかくうまいスーパースイートコーン」と「キャンベラ90EX」の3種類を作ってみることにしました。

 

おひさまコーン
とにかくうまいスーパースイートコーン
キャンベラ90EX

 

 

1.種まき(2018年4月29日)

トウモロコシ種まき
あらかじめ施肥耕運し白マルチを張っていた場所に、「おひさまコーン」と「とにかくうまいスーパースイートコーン」を2粒づつ撒きました。
「キャンベラ90EX」は少し遅らせて撒くことにします。

施肥量は化成肥料(8:8:8)が1㎡当り80g程度と苦土石灰を少量施しました。土壌PHは6.4でした。

トウモロコシ種まき後
覆土に「花と野菜の土」を一つまみ被せ、ジョウロで覆土が湿る程度に水をやって完了です。

 

2.発芽しました(5月6日)

トウモロコシが発芽してきました。
一週間で発芽しました。
覆土が乾いてきたら軽く潅水していたので、思ったよりも早く発芽したように思います。
マルチを張っているので除草や土寄せなどの作業も必要ありません。
ゆっくり観察していきます。
ちなみに今日、「キャンベラ90EX」の種まきを行いました。

 

3.成長が早いです(5月12日)

スイートコーン苗
発芽から一週間しか経っていないのにずいぶん大きくなりました。
もう少し大きくなったら一本に間引こうと思います。
この後は倒れないように支柱を立てるくらいで、殆んど手間をかけることもありません。
マルチを張っているので、今までは潅水も追肥も行っていませんでした。
実を大きくしたいので、今年は追肥を施してみようかな?

 

4.間引き(5月20日)

トウモロコシの間引きはハサミで切り取ります。
かなり大きくなってきたので間引きます。
そのまま引っこ抜くと、残したい方も一緒に抜けそうなのでハサミでカットしました。
最近は田植えの準備で忙しかったので、畑を見ることも少なかったのですが順調に成長していたようです。
昨夜かなり強目の風が吹いていたので少し倒れ気味の個体がありました。
間引きのついでに土寄せをすることにしました。
手で土を寄せ集め軽く押さえただけですが、かなり安定したように思います。



5.脇芽が出てきました(6月3日)

トウモロコシの側枝は除去せず残します。
かなり大きくなり脇芽も出てきました。
私は脇芽は残したままにしています。
以前は取り除いたこともありましたが、脇芽を残した方が実の太り具合が良いように思います。
また、脇芽から出る根によって株が倒れにくくなり、発生する雄穂が交配を促進してくれます。

 

6.追肥を施しました(6月3日)

トウモロコシ追肥
マルチを張って栽培しているので、今まで追肥を施したことはありませんでした。
しかし、今年はやってみることにしました。
軽く一握りにした化成肥料(8:8:8)を3カ所に分けて施します。
移植ゴテで穴を開けた箇所に埋め込んだのですが、成果はあるのでしょうか?

 

7.どんどん大きくなります。(6月10日)

追肥が効いたのかどんどん大きくなります。
追肥を施して一週間ですが、ずいぶん大きくなりました。
この調子だともうすぐ雄穂が見え始めるかもしれません。
トウモロコシは毎年無農薬で育てていますので、アワノメイガの食害が少なからず発生しています。
受粉の終わった雄穂は切り取っているのですが、100%の予防にはなっていないようです。
「袋を被せる」などの他の予防策も実施して見ようかな。

 

8.雄穂が出てきました。(6月17日)


トウモロコシの雄穂が出てきました。
雄穂(雄花の穂)が出てきたので、近いうちに雌穂(トウモロコシができる部分)も出てくるでしょう。
雄花が咲きだすとアワノメイガが飛来し卵を産みます。
その幼虫が雌穂に入り込みトウモロコシを食害するので、受粉が済めば雄穂は切り取っています。
この方法である程度は防げていると思いますが、100%ではありません。農薬は使いたくないので、ある程度の犠牲は仕方ないと考えています。



9.雄花の絹糸が出てきました(6月26日)

雌花の絹糸が出てきました。
雄穂の出現に続いて、雌穂の絹糸が出てきました。
最近あまり天気が良くないので、うまく交配できているのか気になるところですが、交配が失敗に終わったことは今まで経験が無いので問題ないでしょう。

絹糸が出ていてから20~25日が収穫の目安になるので、このトウモロコシは7月の20日頃が収穫時期となります。

 

10.ヤングコーンの収穫(6月27日)

一番上を残し、二番目からはヤングコーンとして収穫
ヤングコーン
一番上の雌穂を残しその下は取り除きます。
取り除いた雌穂には小さなコーンができているので、ヤングコーンとして食べられます。
柔らかくてとても美味しいですよ。

 

11.雄穂を切り取りました。(7月1日)

絹糸が茶髪になってきました。

雄穂を切り落としました。(アワノメイガの飛来防止)

アワノメイガは雄穂が放つ香りにつられて飛来してきます。
孵った幼虫がトウモロコシの実を食害するので、できるだけ早い時期に雄穂を切り落としています。

雌穂の絹糸が茶色く変色してきたら受粉は完了しているので、すぐに雄穂を切り落とすようにしています。

もうすでに食害にあった実もありましたが、無農薬だから仕方ありません。

台風7号の進路が気になりますが、あと二週間ほどで甘~いスイートコーンが食べれれそうです。

 

12.アワノメイガの食害を見つけました。(7月8日)
アワノメイガの幼虫が侵入した跡です。
やっぱりアワノメイガはやって来ていました。
雄穂は取り除いたのですが万全では無かったようで、何カ所かは写真のようにアワノメイガの幼虫が侵入した穴が開いていました。
覚悟はしていましたがここまで育ち、あと一週間余りで収穫できそうななのに虫に食べれれるとショックです。
自然を相手にしているのだから仕方ないのですが・・・
来年はもう少し早く雄穂を切ってみようかな?

 

13.キャンベラ90EXの受粉が完了。(7月8日)

受粉が完了したとみられるキャンベラ90EXの雄穂
一週間遅れで種撒きした「キャンベラ90EX」の受粉も完了したようなので雄穂を切り取りました。
今のところこの品種はアワノメイガの食害は無さそうです。
3種類の品種を作っているので異品種同士の受粉の可能性がありますが、時期をずらしているので大丈夫だと思います。
花粉は200ⅿ位離れたところからも飛んでくるそうなので、お隣さんのトウモロコシの花粉で受粉ってこともありえますが…

 

14.おひさまコーン収穫(7月20日)

おひさまコーンを収穫、先までシッカリ実っています。
すっかりトウモロコシの存在を忘れてしまい、収穫するのが少し遅れてしまいました。
追肥を行ったこともあって穂先までビッシリ実っていました。
肝心の糖度ですが糖度16~20とバラツキがありましたが、生食でも十分甘みを感じることができました。
バラツキの原因は3種類の品種を栽培したことによる交雑の可能性があります。

 

15.キャンベラ90EXを収穫(7月29日)

収穫したキャンベラ90EX
遅らせて種まきしたキャンベラ90EXを収穫しました。
3週間以上雨が降らなかった(水やりもしていない)ので、枯れ始めてきた状態での収穫になりました。
写真では分かりずらいですが、アブラムシもたくさん発生してたので収穫できない株もたくさんありました。
糖度は15度程度でしたが味が濃い美味しいトウモロコシに仕上がっていました。

 

今回の栽培を振り返って

★ 後半雨が降らなかったので、実が少し硬目になってしまった。
★ 3種類の品種を栽培したので、糖度にバラツキが発生した。
★ アワノメイガの被害は例年より少し多かったように思う。
★ 雑草が多かったのでアブラムシの被害があった。

以上の結果から来年は
☆ 乾燥が疑われるときは水をやりたいと思います。
☆ 品種を「おひさまコーン」一本に絞り糖度のバラツキを無くしたいと思います。
☆ アワノメイガの対策を雄穂の除去以外にも検討したいと思います。
☆ 雑草を生やさないようにしてアブラムシの発生を防ぎたいと思います。

以上でスイートコーンの栽培記録(2018年)を終わりたいと思います。
ありがとうございました。



百均のバケツでキュウリを栽培(2018年)

キュウリ

春まきの露地キュウリを毎年作っているのですが、必ずベト病が発生します。

収穫する頃になると発生するので農薬は使っていません。
肥料と水を切らさないように管理すれば、病気の進行を若干抑えることができたので今まではその方法で作っていました。

今回バケツで栽培してみようと思ったきっかけは、近所の人が栽培していたキュウリにベト病が発生していなかったからで、その方法がバケツにキュウリ植えて軒下で栽培していたのです。

軒下で栽培すれば雨や夜露がかからないので、ベト病の発生は抑制されると思われますが、本当にこの方法でベト病が発生しないのか自分でも試してみたくなり、始めてバケツでキュウリを栽培することにしました。

バケツでは無くプランターでも良いのですが、今回は百均のバケツ(8ℓ)に拘ってみました。

 

1.百均のバケツに種を撒きました。(2018年4月29日)

百均バケツ
  • バケツ…百均(8リットル)
  • 培 土…ホームセンターで買った「花と野菜の土」
  • 品 種…夏すずみ(種を購入)
キュウリの種
  • たっぷり水を撒いた培土に2粒の種を撒きました。

キュウリは肥沃な土地を好みますが、今回は園芸用の「花と野菜の土」を使用しました。
肥料に関して何も記載されていませんでしたが、多少の肥料分があると判断し元肥は施していません。肥料分は追肥で補っていく考えです。

 

2.一週間で発芽しました(5月6日)

キュウリ発芽
今日で種まきからちょうど一週間、小さな双葉が開いていました。
半日陰の場所に置いているので今日まで水をやらなくても大丈夫でした。
これからはキュウリも大きくなり、気温も高くなってくるので乾燥しやすくなるでしょう。
この後、本葉が展開してきたら間引きを行いますが、手前の苗を残すことになると思います。

 

3.もう少しで本葉が出てきます(5月12日)


キュウリ双葉
双葉の中心に小さな本葉の卵が見えてきました。
この一週間は例年に比べて気温が低めだったせいか、成長のスピードが遅いように思います。
朝の最低気温は10℃位の日もありましたので本当に冷たく感じました。
キュウリの夜間適温は17~18℃と言われているので、かなり低目だったことが分かりました。

 

4.間引きました(5月20日)

キュウリ本葉
一週間で2枚目の本葉が出てきました。そして間引いて一本にしています。5月12日の写真の手前を残しました。
表面が少し乾いてきたら潅水していますが、まだキュウリが小さいので余り乾かないですね。
大きくなって吸い上げる量が増えると、毎日潅水することになると思います。
肥料はペレット状の有機配合を、5日前に10粒施しています。

 

5.一週間で驚く成長(5月27日)


きゅうり成長
上の写真から一週間しか経っていないのに、本葉が3枚増えるほど大きくなってきました。
夜間の気温が17~18℃と、キュウリにとって最適な温度だったからかもしれません。
それとも二週間前に施した肥料が効いてきたのでしょうか?
今のところ害虫や病気の発生は見られないので、このまま大きくなって欲しいです。

 

6.背丈が50㎝になっていた(6月3日)

キュウリの成長は早いですね。
あっという間に50㎝近くまで成長していました。
どんどん大きくなります。
背丈を測ってみると50㎝近くありました。
もう少しすると側枝も伸びてきそうなので、誘引できるよう手立てを考えないといけません。

 

7.1ⅿ超え、側枝も出来るてきたよ(6月10日)

気が付けば1ⅿを超えていました。
側枝が出てきました。(葉っぱ2枚残して摘心します)
気が付けば1ⅿを超えていた。一週間で50㎝以上成長したことになります。
また、側枝も伸びていていたので葉っぱ2枚残して摘心することにします。
肥料と潅水に気を付けなければいけません。



8.雌花が咲きだしました。(6月17日)


雄花が咲きだしました。
小さな実の付いた雄花が咲きだしました。
追肥も必要になってくるので、ペレット状の有機配合をこまめに施すことにします。
一回の量は少なくし回数を多めにしようと考えていますが、具体的な量や回数は様子を見ながら行うことにします。
ちなみに草丈は私の身長(173㎝)を超え2mに近づいてきました。

 

9・最初の一本目を収穫します。(6月19日)


待望の一本目を収穫します。
4月29日の種まきから51日目で、一本目のキュウリを収穫しました。
早速、キュウリスティックにして食べたのですが、苦味も無くとっても美味しかったです。
2mに近づいてきたので親ツルの頂点を摘心しました。
少し伸ばし過ぎた気がします。培土が8リットルしかないので、草勢を維持できるでしょうか?

 

10.元気が無くなってきた(7月1日)

葉の色も薄くなり元気が無くなってきた。
肥料も水もこまめに与えているのですが、葉の色が薄くなりめしべも殆ど咲かなくなってきました。
まだ3本しか収穫していないのにもう限界なのでしょうか?

やはり百均のバケツ(8リットル)では培土の量が少なかったように思います。
表面まで根がびっしり張っていて固いスポンジのようになっているので、根が老化して来たのじゃないかと推測します。

 

11.もう回復しないようだ(7月9日)

葉の色が黄色くなってきた
下葉だけでなく上の方の葉も黄色くなってきたので、もうそろそろ寿命かなと思われます。
雌花も黄色くなって萎れ大きくなりません。
結局、5本のキュウリを収穫して終了となりました。
もう少しの間は撤去せずに置いておくつもりですが、回復することは無いと思われます。

 

12.そろそろ寿命かな?(7月17日)

葉が黄色くなり、実もつかなくなった。
上の方の葉も相当黄色くなり、実が全く生らなくなったので寿命だと判断しました。
結局5本のキュウリしか収穫できませんでした。
原因は色々考えられますが、初めてのバケツ栽培は成功とは言えない内容です。
失敗した思われる原因を洗い出し、できれば来年再挑戦したいと思います。

 

13.栽培した培土を確認しました。(7月29日)

根鉢が半端ない状態です。

根鉢の周りには細かい根がビッシリと!

栽培が終了したのでバケツから培土を取り出してみました。
すると壊れる気配もない立派な根鉢が現れました。
スポンジのように固まった根鉢を見ると、ビッシリと張り巡らされた根が確認できました。
8リットルと少ない培土いっぱいに張り巡らされた根を見ると、キュウリの生命力の凄さを感じます。
少しでも栄養を、少しでも水分をと、8リットルという狭い世界で探し回っていたことが分かりました。

失敗した原因としては、①培土の栄養の少なさ。②培土の量に対して地上部を大きくし過ぎた。この2点だと考えました。

①の対策として、有機肥料を施し長期的に肥料が効くようにする。
②の対策として、親ヅルは1ⅿ位で摘心、子ヅルは2葉で摘心することで地上部の成長を抑える。

以上で「百均のバケツでキュウリを栽培(2018年)」を終わります。
ありがとうございました。



百均のバケツでトマトを栽培(2018年)

トマト

毎年5月になるとトマトの苗を購入して露地で栽培していますが、満足できるものを作った記憶がありません。

ミニトマトの場合、収穫することはできるのですが皮が硬くて美味しくありませんでした。
また、雨が降ると色付き始めた果実が割れてしまいます。
大玉トマトに至っては、色付いて収穫できそうになると腐ってしまうことが多かったように思います。

理由は何となく気付いていたのですが対処方法が思いつきませんでした。
一番大きな問題は雨です。

マルチは敷いているのですが、雨による急激な水分吸収で裂果したり、肥料が効きすぎて病気になったりしたものと考えています。

トマトは雨よけ栽培する方が高品質になると聞いたことがあります。
ハウスで雨よけ栽培すれば解決する問題かもしれませんが、現実的ではありません。

そこで今回考えたのが家の軒下でトマトを栽培することです。
バケツにトマトを植えて軒下に置いておけば、雨をしのげるのではないかと言う安易な発想が始まりです。

限られたバケツの中でしたら、水分や肥料分の調整が簡単にできます。
日照量不足や水分、肥料分の調整など難しい点もあると思いますが挑戦することにしました。
バケツでは無くプランターでも良いのですが、今回は百均のバケツ(8ℓ)に拘ってみました。

 

1.百均バケツにトマトを定植(2018年4月29日)

バケツトマト
  • バケツ…百均(8リットル)
  • 培 土…ホームセンターで買った「花と野菜の土」
  • トマト苗…ホームセンターで買った桃太郎
    「花と野菜の土」には肥料に関して何も記載されていませんでしたが、多少の肥料分があると判断し、肥料は何も施していません。
    定植後の潅水はたっぷり行いました。

 

2.少し大きくなりました(5月6日)

バケツトマト5月6日
葉色も濃くなっていたみたいで、少し成長しているようです。
「花と野菜の土」には肥料分が入っていたのでしょうか。

肥料分と水分を控え目で栽培する予定なので、今後は、葉色や成長具合を見ながら管理していくつもりです。
以前、畑で作った時は草勢が強くなりすぎる傾向でした。
そのことを思い出しながら管理していくことにします。

 

3.どんどん大きくなります(5月12日)


バケツトマト5.12
トマトの成長の速さには驚かされます。
この一週間は気温が低めで、朝の最低気温が10℃を下回る日もあったので、隣りのキュウリは殆んど成長していなかったですがトマトはずいぶん大きくなっていました。
夜間の生育適温の違いと思われますが、この違いは大きいですね。
◎トマト=10~15℃
◎キュウリ=17~18℃

 

4.アマガエルの住みかに(5月16日)

アマガエルの寝床になったのか?
今日の夕方、トマトの様子を見にいくとアマガエルが一匹バケツの取っ手に乗っていました。
アマガエルは住み家を決める習性があるらしく、決まった場所に戻ってくるようです。
土カエルと違って、愛くるしいのでそのまま様子を見ることにします。

 

5.脇芽は摘み取ります(5月20日)


脇芽は摘み取って一本仕立てにしようと思います。
一般的に大玉トマトは一本仕立てにするようですし、バケツ栽培のため培土が少ないので、トマトの木を大きくできないと考えたからです。
ちなみにアマガエルはどこかに行ったまま帰ってきません。
もっと良い住み家が見つかったのでしょうか?

 

6.バケツが見えない程大きくなってきた(5月27日)

トマト成長
定植からほぼ一カ月、かなり大きくなり葉っぱでバケツが見えなくなってきました。
背丈は70㎝位はあるでしょうか、花房も2段目が開花しています。
今は2日に一回、一リットルの潅水を行っていますが、一日遅れた時(3日目)に萎れ始めたことがありました。
今後、大きくなってくると毎日潅水が必要になるのでしょうか?様子を見ながら調整していきたいと思います。

 

7.背丈が80㎝になりました(6月3日)

トマト6月3日
気が付けば80㎝まで成長していました。
大きくなってきたので背丈を測ると80㎝になっていました。
どこまで大きくなるのでしょうか?
チラリと見える花は三段目になります。
まだ実は付いていません。



8.トマトトーンが凄いです。(6月10日)


トマト―トンの処理をすると,すぐに実が付きました。
花は咲いていたのに中々実が付かなかった花房に、3日前にトマトトーンの50倍液を散布してみました。

するとまるで手品のように、すぐに小さな実が付いたのです。
トマトトーンの効果にはとても驚かされました。

こらから肥料と水分の管理が難しくなりそうです。

 

9.尻腐れ病?(6月15日)

「尻腐れ病」かもしれません。
果実の先端が黒く変色していました。
これは「尻腐れ病」かも知れません。原因を調べるとカルシウム不足とありました。
土壌PHを測ると5.2で、酸性がかなり強めだったため、石灰を施しPH調整とカルシウムを補うことにしました。
市販の培養土を使ったので大丈夫と思っていたのですが残念です。
この後、経過を観察しながら対処して行くことになります。

 

10.葉の周りが茶色く変色してきた(6月15日)

葉の周りが茶色く変色
葉が茶色く変色しています。ダニが原因かと思い、葉の裏を見ましたがダニは一匹もいませんでした。
原因を調べるとカリウム不足の可能性が浮上しました。
そこで「硫酸カリ」の1000倍液を潅水してみることにしました。
硫酸カリは即効性があるので早い時期に効果の確認ができそうです。

 

11.果実が少し大きくなってきた。(6月17日)

トマトの果実(収集はまだまだ)
2段目の花房の果実です。
一段目は結実せず、3段目は「尻腐れ病」?で全滅してしまいました。
今はこれだけしか実は付いていませんが、4段目以降の結実を楽しみに管理を続けていきます。
「石灰』と「硫酸カリ」の効果はまだ確認できません。
良くも悪くもないと言った状態です。

 

12.トマトの木が弱ってきました。(7月1日)

元気が無くなってきたトマトの木
写真では分かりにくいかもしれませんが、葉が黄色っぽくなり、実もあまり大きくなっていないようです。
肥料や水は定期的に与えているのですが、日に日に元気がなくなっています。
100均バケツ(8リットル)では培土の量が少なかったのでしょうか?土の表面までビッシリ根が張っているので、新しい根が育たないように思います。

 

13.収穫はできたものの(7月17日)

小さい桃太郎トマト
やっと最初の一個を収穫することが出来ました。
中玉トマト程の大きさにしか育たず、合計4個だけの収穫となりました。
一番下段の花房だけ収穫でき、他の花房の果実はすべて尻腐れ病のようになり落果してしまいました。
収穫したトマトを食べてみると普通においしかったという印象で、糖度は7度でしたので標準的かなと思います。
味は良かったのですが4個しか収穫できなかったのは残念です。
失敗した原因を突き止め、来年も挑戦してみたいです。

 

14.バケツの培土を取り出しました。(7月29日)

バケツの跡がくっきりの根鉢
培土を取り出すとバケツの跡がくっきり付いた根鉢が現れました。
8リットルの狭い世界の中を、水や栄養を求めて伸びていったのでしょう。
ビッシリ根が張り巡らされた根鉢は、手でたたいたくらいでは壊れません。1ⅿ位上から落としても殆ど壊れることがありませんでした。
トマトの生命力の凄さを痛感させられますね。

 

今回の栽培を振り返って

★ 栽培の後半に成長が悪くなった。
★ 原因不明の尻腐れが発生した。

以上の結果から来年は
☆ 長期に効く有機肥料を配合し、後半でも成長できるようする。
☆ 尻腐れは肥料成分の欠乏症だと思うので、アミノ酸やミネラルを含んだ有機肥料を使用する。
☆ 培土が少ないので、地上部も大きくならないよう80㎝程度で摘心し、花房を2~3房押さえる。

以上で「百均のバケツでトマトを栽培(2018年」を終わりたいと思います。
ありがとうございました。