ロマネスコの栽培記録 (2017年秋:スパイラル)

ロマネスコ(スパイラル)

ロマネスコを作るのは今回が初めてになります。

ちょっと変わった野菜が作りたくてネットで検索してみたところ、ロマネスコが目とまったので購入することにしました。
フラクタル構造」と言う、螺旋状の突起が幾重にも重なった形に惹かれました。

種は近くで見つけることができなかったため、楽天市場で購入しました。(一袋432円)

カリフラワーの仲間らしいのですが、私でも栽培できるでしょうか?

 

1.種まき (8月23日)

「少し遅かったかも」と思いながら種まきをしました。
8月23日が種まき時期として本当に遅いのかは、収穫できる時期になると分かるでしょう。

セルボックス25穴
8月23日
(早朝)→ セルボックス(5×5)に播種用培土を入れタップリの水を撒く。
(夕方)→ もう一度水を撒き、培土への水の浸透を完璧にした。

播種用培土は乾いているので、水を撒いてもすぐには浸透しませんでした。
浸透したかの確認はセルポットを持ち上げてみると良くわかります。
(重さが全然違う)

ロマネスコ播種
川砂で覆土

8月23日
ポットの真ん中に深さ4~5mmの小さなくぼみをつくり1粒撒きにする。
その後すぐに穴が埋まる程度の覆土をして完了。
覆土の後で潅水すると種が浮きそうだし、浸透圧ですぐに覆土が湿ってきたので行わなかった。
(覆土はバーミキュライトが良いらしが、今回は手元にあった川砂で覆土をしました)

反省点

  • 種まき時期が少し遅かったので収穫できるか心配です。次回は8月初旬に行いたい。
  • 一袋432円で32粒しか入っていなかったので、3~4粒まきにすると10株も栽培できないことになります。そこで私は迷わず一粒まきにしました。あまり良くないのでしょうが次回も一粒まきにすると思います。一粒14円位になりますからね。
  • 一か月かけて育苗することを知らなかったので、白菜の種まきに習ってセルポット(5×5)にしてしまった。次回は9㎝ポットを使う予定です。
  • 乾燥防止のため発芽まで新聞紙を被せておくと良いらしいが、私は発芽まで日陰に置きました。

 

2.畑の準備 (8月26日)

トラクター

 

お盆前ほどの暑さでないけれど、まだ夏なので畑仕事は大変です。
熱中症に気を付けながらの作業になりました。

8月26日
かきがら石灰と化成肥料(8:8:8)を散布後トラクターで耕運。
散布量は適当です。(1㎡当り、かきがら石灰:100g、化成肥料:50~60gくらい)
土壌PHも計っていません。実は測定器を持っていません。(購入したいとは思っています。)
その後、畝立てをして畑の準備を完了した。
反省点
畝立て器が無いので今回すべて手作業で行いました。
まだまだ暑い時期なので、熱中症にならないよう休憩をしながらの作業です。

後から知ったことですが、トラクターの爪を付け替えることで、畝立て器が無くても畝が作れるらしい。
今度試してみたいと思います。



3.発芽と育苗管理 (8月25日~9月8日)

まだまだ暑い時期なので、高温や乾燥に気を付けなければいけません。
朝と夕方には必ず様子を見に行きました。

ロマネスコ発芽兆し
8月25日
覆土を持ち上げ、発芽の兆しが表れたので日向に出す。
(日陰に置いておくと、徒長して後の管理が大変になります。)
ロマネスコ発芽揃う
8月26日
31粒の発芽を確認。一日遅れて残り1粒も発芽した。
これで100%発芽率だ。すごい!
暑さと害虫防除のため寒冷紗(黒)で覆う。
発芽後、雨の日以外は毎朝潅水することになるだろう。
ロマネスコ本葉
8月30日
本葉がチラリと顔を覗かせてきた。
この当りで一回目の間引きになるのだろうが、一粒撒きなので間引き作業の必要無し。
ロマネスコ肥料
9月2日
肥料切れが心配だったので、ポット毎にペレット状の肥料を2粒撒く。
反省点
まだまだ暑い時期なので毎朝潅水したのですが、潅水するたびに苗が倒れてしまします。
苗を起して土寄せしてみたのですが、次の日に潅水すると又倒れてしまいます。
一粒まきでは支え合う苗が無いので、仕方ない事なのでしょうか。少し気になりました。

 

4.薬剤の灌注処理 (9月8日)

9月8日 朝
明日定植する予定なので、早朝に「プレバソンフロアブル5の100倍液」をジョウロで潅水。
100円均一で買ったジョウロ(一リットル)にプレバソンフロアブル5を5㏄入れ、500㏄の水道水と混ぜれば「プレバソンフロアブル5の100倍液」の完成です。
後はセルポットの苗に潅水するだけ。

防虫ネットを張るつもりが無いので、プレバソンフロアブル5の灌注処理を行いました。

 

5.定 植 (9月9日)

マニュアルよりも早い定植になったのですが、大丈夫だろうか?

ロマネスコ定植①
ロマネスコ定植②
9月9日 夕方
株間40㎝で植穴をつくり、たっぷり潅水した後、水が引くのを待って定植。
32株を20分程度で完了。

昼間の強い日差しを避けるため夕方に定植しました。

反省点
マニュアルでは一カ月程度の時間をかけた、本葉が5~6枚の苗を定植するらしいのですが。
今回は播種から17日目で、本葉が2.5枚程度の若苗で定植してしまった。

5×5のセルボックスに播種したため、苗の間隔が狭く込み合ってきたので仕方なかった。
次回は9㎝ポットに播種し、一カ月程度の時間をかけた本葉が5~6枚の苗を定植したいです。



6.台風がやってきた 9月17日~18日

台風対策①
9月17日
明日台風18号が最接近する予報なので、防風ネットを被せ台風に備えた。
ロマネスコ台風被害①
9月18日
最大16メートル以上(瞬間最大30メートル)の風が吹いたせいか、ネットを張っていた甲斐もなく葉がもぎ取られ、株元がエグレて倒れていた。

 

7.萎れた株が 9月20日~25日

9月20日
台風が過ぎ去ってから3日目に萎れている株を発見。
9月25日
台風の雨による根腐れ病か? 風により根が傷められたためか?
原因ははっきりしないが、連日の晴天により萎れた株が増え、結局10株程ダメになった。

 

8.追肥(一回目) 9月30日

ロマネスコ追肥

9月30日
定植後21日目に一回目の追肥をする。化成肥料(窒素8:リン酸8:カリ8)を一握り株間に施し、軽く中耕。
量はこれまた適当です。(写真に写っているくらい)
台風の影響だったと思われる株の萎れも無くなり、徐々に大きくなってきました。
原因は今も不明ですが、半分あきらめていましたので、成長していることが本当にうれしいです。

 

9.待望の雨 10月2日

雨

10月2日
台風18号(9月17日)から殆ど雨が降っていない。
約半月になるので、そろそろ潅水が必要と考えていた時に待望の雨が降った。
総雨量が30㎜近く降ったので十分土が湿り、ロマネスコも喜んでいることだろう。
私も潅水をしなくても良くなったのでラッキーです。



10.定植から39日目 10月18日

ロマネスコ成長

10月18日
定植から39日目、追肥を施した日から18日目の写真です。
驚くくらい大きくなっていました。ブロッコリーとは少し違った分厚い感じの大きな葉です。
害虫による食害も見当たらず、台風後は順調に育っているみたいです。
10月18日
10月14日から雨が降り続いているので、今日で4日目になります。
少しだけ晴れ間があったけれど、あと5日間は雨が降り続く予報です。
ロマネスコは病気に強いと聞いていますが、長雨は良くないので心配です。
さらに台風がまた近づいてくる予報です。

 

11.また台風がやってきそうです(10月21日~23日)

台風対策②
10月21日
10月22日~23日に台風21号が接近してきそうなので、防風ネットを被せることにしました。
かなり大きく育っているので、ネットを被せても効果があるのか分かりませんが、何もしないよりはましかなと思い実施しました。
台風被害(ロマネスコ)
10月23日
台風21号が過ぎ去った後ですが、防風ネットの効果はあまり無かったようです。

後で倒れた株を起し、土寄せして倒れないようにしました。

 

12.3度目の台風22号がやってきた(10月29日)

ロマネスコ台風手直し

10月29日
このロマネスコにとって三度目となる台風22号がやってきました。
先週の21号よりは小型で、少し離れているので防風ネットは張らなかったためか、再度倒れてしまいました。
そのため先週と同じく、倒れた株を起し土寄せして倒れないようにしました。

 

13.まだ花蕾の出現は先になりそう

花蕾は見えない
11月11日
中心の葉が丸まってきたのですが花蕾はまだ確認できません。
今日で種まきから80日目。
収穫まであと40日以上かかりそうなので、年内に収穫できるか微妙なところです。



14.定植から85日目

大きな外葉
12月3日
今日で定植から85日目です。
外葉は相当大きくなってきましたが、まだまだ花蕾が確認できません。
年内の収穫が危うくなってきました。
今は何の管理もしていません。花蕾がいつ確認できるか見守っているだけです。

 

15.花蕾はまだ出現しないのか?

ロマネスコ(花蕾はまだか)
12月23日
種まきから122日目、定植から105日目になるけれど、まだ花蕾は現れてくれません。
気温は連日10℃を上回ることが無いので、殆んど成長していないようです。年内の収穫はもう無理みたいです。
気長に待つことにします。

 

16.ついに花蕾が出現

花蕾出現
12月29日
待ちに待った花蕾がついに出現しました。
23日の時点では花蕾の気配も無かったので、まさか出現しているとは!
初めて栽培したロマネスコなので、花蕾を見たときは叫びたくなるほど嬉しく思いました。
収穫できる日が楽しみになりました。

 

17.そろそろ収穫できるかな?

ロマネスコ収穫前
2018年1月13日
種まきから143日が経ち、年も変わって2018年になりました。
独特の渦巻き模様がとても綺麗なロマネスコができていました。そろそろ収穫しても良い頃ですが、少しでも大きくしたいので収穫を我慢しています。採り遅れると花が咲いちゃうので気を付けないといけませんが、できるだけ大きくしたいですよね。

 

18.やっと収穫することができました。

初収穫のロマネスコ
2018年1月27日
種まきから157日目でやっと収穫です。
まだ暑かった8月23日に種を撒いてから5カ月、真冬の一月末にやっと収穫できました。ロマネスコスパイラルは晩生なのでこれが普通なのでしょうか。本当に収穫できるのか心配した時期もありましたが、無事に収穫できました。
ロマネスコの軸
ロマネスコの軸は太かった
今回初めてロマネスコを収穫したのですが、思ったより軸が太くて硬く感じました。
最初の一つ目は少し大変でしたが、花蕾の少し下に包丁を入れるとあまり硬さは感じられませんでした。
2~3個収穫してみるとコツがつかめると思います。
ロマネスコ1KG
大きさの割には重かった
直径が15㎝に満たないのに重いのにびっくり!
まさか1㎏オーバーしているとは思いませんでした。
ロマネスコスパイラルは内部密度が高いと聞いていましたがここまでとは。
ロマネスコ欠け
花蕾を握ると欠けちゃいました
収穫のときは葉の軸を持っていたので、花蕾に触れることは無かったのですが、収穫後に葉の軸を切り取る際、花蕾を握ってしまったので欠けてしまいました。
ロマネスコの花蕾は、取り扱いに注意が必要です。

まるで珊瑚のような美しさですね。

ロマネスコ花蕾アップ①
ロマネスコ花蕾アップ②
ロマネスコ花蕾アップ③

 

19.春が近づいてきました。

最後の収穫
2018年3月10日
暖かい日も増え春が近づいて来ました。
ロマネスコの花蕾に隙間ができ開花の準備を始めています。これ以上収穫を先延ばしにすることはできないようです。
台風で3度倒されましたが、害虫や病気に侵されることなく栽培することができました。たいへん満足しています。できれば次回も作ろうな?






ロマネスコの栽培方法 ポイントは4つ!

ロマネスコ

ロマネスコはイタリアではおなじみの野菜ですが、日本ではまだまだ珍しい野菜になります。

黄緑色が鮮やかで、螺旋状の突起が幾重にも重なった変わった形をしています。
部分が全体と似ているこんな形状を「フラクタル構造」と言います。

食感はカリフラワーに近く、味はブロッコリーに近いと言われています。
品種は中生と晩生があり、冷涼地と暖地では種まきの時期が大きく異なります。

難易度

科 目好適土壌PH連作障害日当たり生育適温
ブロッコリーやカリフラワーと同じアブラナ科です。
ブロッコリーやカリフラワーよりも若干酸性に強く、PH5.5~6.5が好適です。
連作障害があります。2~3年開ける方が良いでしょう。
太陽が大好きです。日当たりの良い所で育てましょう。
15~20℃前後の冷涼な気候を好みますが、生育初期は比較的高温にも耐えます。

 


目  次

 

1.種まきのポイント

1.適期の種まきが後の管理を楽にします。

品種により異なりますが収穫まで4カ月以上かかるので、暖地でも8月下旬までには種まきを行います。

中間地や暖地では、初霜が降りる頃より100~120日前を種まきの目安にすると良いでしょう。
例えば11月中旬に初霜が降りる地域であれば、7月末~8月初旬が種まきの適期になります。

ロマネスコ栽培表」を参考にして、適切な時期に種まきするようにしましょう。

ロマネスコ栽培表

 

2.おすすめの品種

確立された品種は少なく、早生の「ネオ・スパイラル」、中生の「うずまき」、晩生の「スパイラル」が代表的な品種です。

ロマネスコ(ネオスパイラル)
ロマネスコ(うずまき)
ロマネスコ(スパイラル)



3.ポットの大きさ

ポリポット9㎝

ポットでの育苗期間が30日程なので少し大き目の7~9㎝ポットを使用します。

苗床での育苗も可能ですが台風や大雨の時、すぐに非難させることができるポット育苗をおすすめします。

また、害虫予防の薬剤灌注処置は苗床育苗では行えません。

 

4.培土は購入しましょう。

保水、水はけ共に良く、適度な肥料分を含んだ土を選びましょう。

自作で種まき培土を造るのは時間もコストもかかるので、ホームセンターなどで購入できる「種まき用培土」がおすすめです。

5.種まきのコツ

購入した種まき用培土には水分が殆んど含まれていないため、水を撒いてもすぐには浸透しません。
たっぷり水を撒き一時間以上放置するか、水を撒きながらかき混ぜることで浸透させることが出来ます。

水が十分に浸透したら直径3㎝×深さ1㎝程度のくぼみを作り3~4撒きにします。
くぼみが隠れる程度の覆土をし、軽く潅水して完了です。

 

6.暑い時期の育苗管理

夏のイメージ

  • 発芽までの約3日間は日陰に置き、新聞紙を被せるなど水分の蒸発を抑えます。
  • 発芽したら日なたに出し、寒冷紗で覆うことで暑さと害虫を防ぎます。
  • 日当たりの悪い場所に置くと徒長するので注意して下さい。
    特に朝日の遅い場所は避けましょう。
  • 気温が高い時期なので乾燥させないよう、毎朝潅水するようにしましょう。
    夕方の潅水は徒長を促すので、潅水は朝に行います。
  • 一週間ほどで本葉が見えてきますので2本に間引きます。
  • 本葉2枚のころ1本立ちにし、より健全な苗を確保します。
  • 台風や大雨の時は屋内に避難させると良いでしょう。
  • 本葉5~6枚程の頃に定植となります。



2.畑を準備するポイント

1.ロマネスコに適した場所を選びましょう。

  • 水はけが良く、日当たりの良い場所を好みます。日当たりの悪い湿った場所は避けた方が良いでしょう。
  • 作障害があります。2~3年アブラナ科の野菜をつくっていない場所が適切です。

 

2.土壌PHは5.5~6.5が理想です。

 

酸性が強い場所では苦土石灰を多めに施し、PHを整えます。
施肥前にPHを測定することをお勧めします。

土壌PH測定器は高価で手が出せないイメージがありますが、比較的安価なものも存在します。
シンワ測定 土壌酸度計 A 72724」などが人気で、家庭菜園で使用するには十分なレベルです。

 

3.畑の準備は早めに行いましょう。

定植の2週間前には施肥耕運を済ませ、苗がスムーズに肥料吸収できるようにしましょう。

  • 元肥(1㎡当たり150g) (窒素:8 リン酸:8 カリ:8)の配合肥料
  • 苦土石灰(1㎡当たり100g)
  • 堆肥(1㎡当たり2~3㎏)が目安となります。

定植の一週間前から畝立てを行います。
一条植では畝幅60~80㎝、2条植では120~140㎝の平畝が基準になります。

水はけを良くするため、畝は高めの方が良いでしょう。

 

3.定植のポイント

1.定植前に準備すること

今まで順調に育ってきた苗も、定植後は害虫に侵される危険性が高くなります。
何の準備もしないと、必ずアオムシやヨトウムシの食害にあってしまいます。
そのため「防虫ネット」で侵入を防ぐか、プロも行っている薬剤の灌注処理を行います。

害虫防除

防虫ネットは定植後すぐに張り、裾は土を被せて隙間が無いようにします。
灌注処理は「プレバソンフロアブル5」の100倍液を前日に処理しておきます。

薬剤の灌注処理の方が効果は高いですが、無農薬にこだわる方は防虫ネットを張りましょう。

 

2.定植する苗の大きさと株間

定植する苗の大きさは本葉5~6枚の時に行って下さい。
この時が植え痛みせず、スムーズに活着してくれるタイミングです。

葉が大きくなるため、株間は45㎝位必要です。

 

3.スムーズに活着させる植え方

ロマネスコは比較的活着しやすい野菜です。
しかし、夏の暑い時期に乾いた土に植えてしまうと、根の水分が土に奪われ傷んでしまいます。

後でたっぷり水をやっても、傷んだ根は元通りにならないので活着が遅れてしまいます。
そのため植える前に土を湿らせておくことをおすすめします。

さらに日中よりも夕方、又は曇天の日を選んで植えると良いでしょう。

定植前の潅水
ロマネスコ定植
植え付けの手順
  • ポットより少し大きめの穴を掘る。
  • 植穴にたっぷり潅水し水が引くのを待つ。
  • 根鉢を崩さないように丁寧に取り出し、双葉が埋まらないくらいに植える。
  • 株元に土を寄せ軽く押さえて安定させる。(強く押さえると通気が悪くなります)
  • 最後にもう一度タップリ潅水する。




 

4.定植後の管理ポイント

1.活着を促進させる潅水

ロマネスコは比較的活着しやすいのですが、暑い時期なのですぐに土が乾きます。
定植後の一週間程度は毎朝潅水を行い、活着を促進しましょう。

朝に水をやり、夕方に土の表面が乾いているのが理想です。

 

2.大きく育てるための追肥

ロマネスコ追肥

外葉を大きくすることで花蕾も大きく育ちますが、ロマネスコは生育期間が長いため、追肥をしないと外葉を大きく育てることはできません。

定植後20~25日の間隔3回行うと良いでしょう。
(窒素:8 リン酸:8 カリ:8) の配合肥料であれば、1㎡当たり60g程度が1回の施肥量になります。

追肥の後は軽く中耕し、株元に土寄せしておきます。
葉に化成肥料が付くと、葉焼けしますのですぐに取り除いて下さい。

 

3.病害虫を防除する

ロマネスコの病気については特に防除の必要は無いですが、害虫が付きやすいので注意が必要です。
ヨトウムシなどのイモムシ類が主な害虫で、生育初期から11月頃まで活発に活動します。

防虫ネットでもある程度防ぐことはできますが、葉が大きくなるためネットに収まらなくなることがあります。
害虫が大量に発生した時は、薬剤散布しないと対応しきれ無いので注意が必要です。

農薬を使用する時は、以下の表を参照して下さい。(カリフラワーの防除暦に準じています)

害虫の種類 特徴 農薬
ヨトウムシ類
アオムシ類
モンシロチョウや蛾の幼虫で葉を食害し穴をあける。
種類や幼齢によって緑色、褐色、黒など様々な色をしている。
プレバソンフロアブル5
ゼンターリ顆粒水和剤
コナガ幼虫 葉裏に小さく葉肉だけを食害する。 スピノエース顆粒水和剤
アファーム乳剤
ハイマダラノメイガ 夏~初秋に被害が多い。特に夏季高温、少雨の年には注意。
シンクイムシとも呼ばれている。
チューンアップ顆粒水和剤

 

4.収穫の時期

ロマネスコ

花蕾の直径が15㎝程度になったら収穫します。

うずまきは花蕾重が600~700ℊ、スパイラルが900~1,000g程度に成長します。
重さの違いは内部密度によるもので、スパイラルの方がぎっしり詰まっているので重くなります。

ただし、日数が経つと花蕾に隙間ができ、スカスカになるので取り遅れの無いようにしましょう。

 

まとめ

ロマネスコはまだ珍しい野菜なので、売っていない地域も多いですね。
いっその事、家庭菜園で作ってみてはどうでしょうか。
近所におすそ分けすると、喜んでもらえること間違いなしですよ。

栽培方法はカリフラワーに準じるところが多いので、比較的簡単に栽培できます。
害虫防除に気を付ければ、初めてでも失敗することは少ないでしょう。

栽培期間が4カ月を超える事もあるので、早い時期の種まきと、適度な追肥が成功のポイントになります。

以上、ロマネスコの栽培方法でした。 実際に栽培した記録もご覧ください。






定番の青首大根を栽培 (2017年秋:タキイ耐病総太り)

大根
タキイ耐病総太り

秋まき大根は何度か作りましたが特に難しかった印象は無く、病害虫で収穫できなかった経験は一度もありません。

その反面、春まきはトウ立ちや病害虫で失敗ばかりでした。
秋まきで失敗したのは、種をまくのが遅れて根が肥大しなかったことだけです。

今回は作りやすい秋まき大根の栽培記録を紹介します。
マニュアル通りにできない点も多いですが参考になれば幸いです。

 

 

1.畑の準備(8月26日)

トラクター

8月26日
かきがら石灰と化成肥料(8:8:8)を散布後トラクターで耕運しました。
散布量は適当です。(1㎡当り、かきがら石灰:100g、化成肥料:50~60gくらい)
土壌PHも計っていません。測定器を購入する予定ですが今は持っていません。
反省点
私の畑は雨が降って乾くと、表面が固まる粘土の割合が多い土地です。
水はけが良いとは言えないので、せめて土壌PHだけでも適切な値に調整しようと思います。

 

 

2.畝立て(9月21日)

畑の畝

9月21日
先週の土曜日と日曜日に雨が降ったので種まきが遅れています。
やっと晴れの日が続いたので、昨日の夕方にトラクターで再耕運し、今日畝立てを行いました。
「大根十耕」では無く、「大根二耕」になりました。

以前は水田だったところなので、大根を作るには土が浅すぎます。
そのため、高い畝にして対処するのですが、畝立て機が無いので鍬だけで行いました。
さすがに鍬だけで畝を作るのは疲れました。

反省点
野菜を作るうえで一番重労働になるのが畑の畝立てです。
大根以外も含めて家庭菜園の面積は2畝(90坪)なので手作業は大変です。
後から知ったことですが、トラクターの爪を付け替えることで、畝立て器が無くても畝が作れるらしいので今度試してみたいと思います。

 

 

3.種まき(9月24日)

大根の種
大根種まき
9月24日
予定より少し遅れたけれど、やっと種をまくことが出来そうです。
私の住んでいる地域では9月20日頃までに種まきを済ませているので、少しだけ遅れたことになります。

25~30㎝間隔で窪みをつくり、少し湿らせてから一カ所に3粒の種をまきました。
例年通りの二条まきにしました。
標準は5~6粒らしいのですが、特に問題は無いので私はいつも3粒にしています。
種をまいた後、川砂で覆土をし、モミ殻を被せて、軽く潅水をして終了です。

反省点
種をケチって3粒にしていますが、今度は5~6粒まきにして一番良い苗を残せるようにしようと思います。

 




 

4.発 芽(9月28日)

大根発芽

9月28日
発芽までの間は乾燥させるといけないと思い、毎朝軽く水をやりました。
9月24日からの平均気温が22度だったので4日で発芽しました。
発芽率は90%くらいでしょうか、3粒まいて2本発芽のところが少しありました。
反省点
やはり2本しか発芽しないのは寂しい、根切り虫にやられると終わりです。
今度からは5~6粒しようと痛感しました。
10月2日 恵みの雨
発芽後は水をやらなくても良いのですが、かなり乾燥していたので少し水をあげたいと思っていました。
そんな時に降った今日の雨は、恵みの雨となりました。
総雨量27㎜だったので理想的なお湿りだったと思います。
10月5日 本葉が出てきた
発芽から一週間で本葉が出てくるまで大きくなりました。
恵みの雨のおかげでしょうか。大根に本葉

 

5.間引き (10月12日)

大根間引き前
大根間引き後
10月12日
発芽から二週間で本葉が5枚程度まで成長してきました。
そろそろ間引きを行う時期になったので一本立ちにしました。
反省点
大きい苗を残すように間引くのですが、2本しか生えていない所は良い苗を残せない場合があります。
やはり5~6粒撒けば良かったのにと、後悔しながら間引き作業を行いました。

 




 

6.追肥と中耕土寄せ(10月14日)

中耕土寄せ

10月14日 午前
間引き後2日で随分しっかりしてきました。
少量の化成肥料(8:8:8)を株間にばらまき、中耕と土寄せを行いました。

化成肥料は1平方メートル当り20g程度だったと思います。
側面の草も削り取ってスッキリしました。

 

 

7.つかの間の晴れ間

大根と雨

10月18日
10月14日の夕方から雨が降り続いています。
今日(10月18日)も雨だけれど、少しだけ太陽を見ました。
しかし、あと5日間は雨が降り続く予報です。
もっと心配なのは、4~5日後に台風がやって来そうな事です。

 

 

8.台風がやってきそうだ(10月21日~23日)

台風

10月21日
超大型の台風21号が近づいてきそうなので、大根にネットを被せてみましたが、台風が過ぎ去った後は、やっぱり被害がありました。

大根台風対策
台風被害①
10月23日台風被害②

超大型のためか22日の朝から風が強く、22日の夜から23日の朝まで雨風のピークでした。
風の音が気になってよく眠れませんでした。

大根は葉が折れていますが、成長点付近に被害が無かったので回復してくれるでしょう。
ネットの効果があったように思います。

 




 

9.また台風がやってきそうだ(10月29日)

台風

10月28日
超大型の台風21号が過ぎってから、一週間で次の台風22号が接近しそうです。
この台風はそんなに大きくなく、あまり接近しそうにないのでネットは張りませんでした。
10月29日
大根台風被害②

台風らしき雨風は3時間程度でおさまり、被害も葉が少し折れた程度で済みました。
自然現象は避けて通れないのですが、台風は野菜栽培にとって厄介なものですね。
もうすぐ11月になるので、今年はもう接近することはないと思いますが!

 

10.大根の首が少し(11月5日)

大根小さな首

今日で種まきから42日目、大根の首が少し見えてきました。
まだ2~3㎝と言ったところですが、大根らしく見えますよね。
収穫目安の7㎝までは、あと一か月程度かかりそうです。
それまで順調に育ってくれることを願っています。

これから特にすることは無いのですが、観察は続けます。

 

11.地上部が長くなり、少し太くなってきた(11月22日)

大根2017.11.22

11月22日(種まきから60日目)
収穫まではもう少しかかりそうだが、地上部が長くなり太さも5㎝位になってきました。
11月に入って気温が低くなってきたので、成長もゆっくりになってきたようだが、少しずつ着実に大きくなっているのが感じられる。

 

12.初収穫しました

大根収穫

12月5日
今日で種まきから72日、ちょうど7㎝位に太ってきたので収穫してみました。
又割れも無く今年も良いものができたので、土付きのままご近所さんにおすそ分けします。
この品種(タキイ耐病総太り)は、葉っぱがチクチクしないので取り扱いも楽です。
もちろん食べることもできます。

この後もすこしづつ肥大してくるので順次収穫してゆく予定です。
おでんにすると美味しいですが、食べきれないときはご近所さんに助けてもらいます。

 

13.初収穫から3カ月後の大根

残った大根
018年3月4日
仲間の大根を初収穫した日から89日経った大根です。
今は巣入りも無く食べることができますが、もうすぐ春になるので花が咲くでしょう。
種を撒いた日から161日になるのに、まだ十分大根であることに驚かされます。