以外に簡単!そら豆の栽培方法

そら豆

種まきから収穫までの期間が比較的長いことから、土地に余裕のない家庭菜園では敬遠されがちですが栽培そのものはとても簡単です。

連作障害と種まき時期に気を付け、マルチと整枝を行えば失敗せずに作ることができるでしょう。
一株から30莢くらいは収穫できるので、家庭菜園では数多く栽培する必要はありません。
露地栽培は秋から春の低温の時期に栽培することもあり、病害虫の発生が少なく、難しい方法や特別な手間をかけなくても栽培することができます。

難易度:

科 目好適土壌PH連作障害日当たり肥 料生育適温
マメ科のソラマメ属になります。
酸性に弱いです。 PH6.5~7.0が適します。
連作障害があります。3年以上を開けて栽培するようにして下さい。
日当たりが良く、排水保水力のある土壌が望ましいです。
根に根粒菌が寄生して空中チッソを利用するので、肥料は控えめに施します。
16~20℃が適温で、20℃を超えると生育が衰えます。
幼苗の時期は耐寒性が強く、雪に埋もれなければ氷点下にも耐えます。

 


目 次

 

そら豆の栽培表です。定植前にマルチを張りましょう。

そら豆栽培表

 

 

1.品種はこだわらなくて良い

粒の大きさが一寸(約3㎝)になる大粒種が一般的で「一寸そら豆」とも呼ばれています。
一莢に3粒の豆が入る品種が種苗メーカーから販売されていて、40ml入りの袋には15粒前後の種が入っています。
特に品種に拘る必要は無く、種苗店やホームセンターで販売されているもので十分です。

 

 

2.ポットで育苗します

中間地や暖地では10月中旬頃に種を撒きます。
直接畑にまいても良いのですが、鳥害による欠損を防ぐためポット育苗をお勧めします。

1.ポットの培土は購入しましょう

育苗期間が20~30日と短いので、6~9㎝のポットで十分です。
ただし、土は市販の「種まき用培土」を使いましょう。

粘土質の土は通気性や水はけが悪いので発芽率が低下します。必ず種まき用の培土を使いましょう。取り扱いも簡単です。

 

2.オハグロを下にし、2粒撒きにする

そら豆播種
オハグロを斜め下にして土に押し込み、尻部が少し見える程度に浅くする。
(深く撒き過ぎると酸欠になり発芽率が低下するので、必ず浅くしましょう)

2粒撒きが原則ですが、一粒40~50円と高価なので1粒撒きでもOKです。

 

3.本葉が2~3枚の時に定植する

そら豆の定植前
そら豆は苗が大きくなりすぎると活着が悪くなるので、本葉が2~3枚程度の時期に定植するようにしましょう。
少し早いかなと思うくらいの時が定植のタイミングになります。
人差し指と中指の間にそら豆の茎を挟み、ひっくり返して手の平に乗せた状態にすると簡単にポットを取り外せます。



 

3.畑の準備

種まきと同じ時期(10月中旬頃)に畑の準備も始めましょう。
そら豆は根に根粒菌が寄生して空中チッソを利用するので、肥料は控えめに施します。
また酸性土を嫌うので苦土石灰は多めに施しましょう。

1.施 肥

  • 元肥(1㎡当たり75g)
    (窒素:8 リン酸:8 カリ:8)の配合肥料の場合。
  • 苦土石灰(1㎡当たり150g) PHを測定して調整する。
    (好適土壌PHは、PH6.5~7.0です。)

 

2.マルチ張り

  • 良く耕した後、畝建てし、95~110㎝幅のマルチを張ります。
    (水はけの悪い土地は高畝にする。マルチは黒色が一般的です)

 

 

4.定植

そら豆定植

  • 本葉が2~3枚になったころ50~60㎝の間隔で一条植えにします。
    時期としての目安は11月中旬までになります。
  • 早植えし過ぎると冬を迎えるまでに大きくなりすぎて、耐寒性が衰えることがあります。
  • 16~20℃が適温ですが幼苗の時期は耐寒性が強く、雪に埋もれなければ氷点下にも耐えます。

 

5.定植後の管理

1.アブラムシの駆除

定植後に高めの温度が続くとアブラムシが発生することがあります。
そのままにしておくと成長が阻害されますので必ず駆除しましょう。

幼苗の時期には薬剤散布が効果的で、即効性のある「マラソン乳剤」などが使いやすいです。

農薬の臭いが気になる方は、「アーリーセーフ」がおすすめです。
ヤシ油由来の天然有効成分で作られていて、収穫前日まで使用できるほどの安全性が特徴になります。



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2.霜が降りても大丈夫

そら豆(霜と復活

「“幼苗の時期は耐寒性が強い”と聞いていましたが、霜が降りたら萎れてしまいました。」

こんな心配をされる方もいらっしゃると思います。
確かに霜に当たると萎れますが、霜が解けると元の元気なそら豆に復活します。
1月や2月などは毎日霜が降りることもありますが大丈夫です。
3月や4月の遅霜でも問題ありません。

 

3.枝を整理する

そら豆(整枝)
3月になり暖かい日が増えてくると、成長が早くなり枝の本数も増えてきます。
欲張って多くの枝を残しても栄養が分散してしまうので、大きなそら豆には育ちません。
枝の長さが50㎝位になった時、勢いのある枝を6~7本残して整枝してあげましょう。
剪定ばさみを使うと残す枝を傷つけることなく切り取ることができます。

 

4.追肥と潅水

追肥は2回行うと良いとされています。

一回目は開花し始めた頃、二回目は莢が付き始めた頃です。
(窒素:8 リン酸:8 カリ:8)の配合肥料で1㎡当たり35g程度を施します。
開花結実時期は水分を多く必要としますので、追肥を施した後は必ず潅水を行いましょう。
水分の量で莢の付き具合や大きさが変わると言われるほど重要になります。
開花後は乾燥させないように小まめに潅水するようにしましょう。

 

5.頂点の摘心

頂点の摘心

空まめの花は枝の先の方まで咲きますが、莢は先の方まで実ってくれません。
枝は無駄に長く伸ばす必要がないので、70~80㎝位の長さになれば先端を摘心します。
このことにより、実に栄養がまわり大きくなるので必ず行いましょう。

 

 

6.収 穫

そら豆収穫?

上を向いていた莢が下向きになると収穫のサインと言われていますが、下向きになっても実っていない莢があるので注意が必要です。
これはおおよその目安であって100%ではありません。

そら豆試し採り
そら豆の実
そら豆(オハグロ)

開花から30~40日で収穫するのが一般的ですが、試し取りすることをお勧めします。
早く収穫しすぎると水っぽくホクホク感が全く感じられず、遅くなると実が硬くなります。
好みに合った状態で収穫できるように是非とも試し採りをしてみて下さい。

 

まとめ

そら豆は春(5月)に収穫しますが、種まきは前の年の10月に行います。

計画的に栽培しないと、思い出した時には種まきの時期が過ぎていたってことが良くあります。
栽培は非常に簡単でプランターでも育てることができますので、今年の10月にそら豆栽培を計画してみてはいかがでしょうか。
また、収穫後の鮮度が落ちやすい野菜なので、収穫後すぐに食べられる家庭菜園向けの野菜です。

以上、そら豆の栽培方法でした。 実際に栽培した記録もご覧ください。







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